こんにちは。50のおっさんです。
今日は宅建ではなく、二級建築士のお話しをしたいと思います。
あら、新鮮ですね!
あさって7月3日(日)は、
学科試験なんですよね。
そうなんですね!
そんな受験生にお役に立つか分かりませんが、
3年前に経験したことを思い出しながら、
応援のメッセージを送りたいと思います。
あら、素敵!!
では、今回は学科試験に絞り、
体験記風にお話ししますね。
私の受験ストーリー
現在の仕事の道に進もうと思ったきっかけ
大学の建築学科卒業後、すぐに地元の建設会社に入社し、現場監督として2年ちょっと勤めましたが、当時の働く環境の悪さに嫌気がさし、建設業を離れました。
その後、異業種で働きやすい環境を求め働いていましたが、自分でその環境をつくり上げたいと思うようになり独立し、ようやくその思いを実現した会社を設立しました。
小さい会社ながらも充実した毎日を送っています。
50のおっさんは一度
建設業界には別れを告げているんですよね。
受験を決断した理由・きっかけ
建設業界から離れ20数年が経ち、充実した日々を送ってはいましたが、当時の一級建築士の受験資格である「2年の実務経験」を意識して勤め上げたことで、心の片隅のどこかに挑戦したい気持ちがずっと残っていたのだと思います。
異業種ではありますが、雇ったアルバイトさんの中に建築士の資格を持っている人に出会うと、どこか羨ましく思っていました。
仕事や時間に余裕も出来てきたので、一念発起して二級建築士にチャレンジしようと思い、受験しました。
やり残したことがあったってことですね。
勉強時間のつくり方について苦労した点・工夫した点
授業の曜日は講義、休日は復習に時間をフルに活用しました。
また、平日は10分でもとにかく毎日時間をつくり、毎日勉強するのが苦にならないように、日課となるように、習慣になるようにしました。
今の50のおっさんの基礎ができたと
言ってもいいですね!
そうですね。
とにかく毎日、少しでも勉強しました。
学習した内容が、お仕事に活かせたエピソード
特に施工の学習において、現場監督時代に何も考えずにしていたことが、実は意味があってそうしていたなど、「点」の知識が「線」となりつながったことが多くありました。
当時は若かったのでそうは思わなかったですが、現場に出る前にしっかり勉強しておくべきだったなとつくづく思いました。
現場監督時代の記憶がよみがえったのですね!
学科攻略法
得意な科目とその理由
得意な科目は法規でした。
他の科目と違って、法令集から答えをどう探すか、どう導くのかをしっかり繰り返し練習すれば、一気に好きな科目に変身します。
答えが法令集の中にあります!
ズバリ!学科合格のポイントは?
遊びや飲みにも出掛けていましたが(コロナ前です)、10分でも時間を取って、毎日何かをするようにしていました。
授業をしっかり聞くのをベースに、基本的には問題集を使って復習し、間違ったらテキストに戻って理解し直しました。その繰り返しが重要です。
ズバリ、日々続けることがポイントです!!
資格取得を目指す方へアドバイス
二級建築士は若いうちに取っておくべし!!
年を取ると記憶力は衰え、老眼も始まり、若人との差があると身に染みて実感しました。
建設会社に入ると1年目はまだ忙しさは緩いです。
2年、3年と経験を積んでいくと忙しさも増して資格どころではなくなります。
とにかく若いうち!!こんな初老からのアドバイスです!!
50のおっさんらしい
アドバイスでしたね!!
ありがとうございます。
上記は50のおっさんが通っていた資格学校の
合格体験記に実際に載った内容なんですよ。
すごいですね。
いえいえ。
ではここからは、合格体験記に載っていない内容です。
50のおっさんが体験した学科試験
まず結果です。
計画 | 法規 | 構造 | 施工 | 合計 |
15点 | 22点 | 20点 | 16点 | 72点 |
この結果、全然満足しませんでした。
資格の学校に通っていたことや、学校の中でも上位の方にいたので、当日の試験はなんだったら全科目満点を狙うつもりでもいました。
しかし、結果はこの通りです。
中でも、施工の科目は得意科目と自負していましたので、こんなに点が低いとは自己採点するまで気づきませんでした。
上記の理由、なぜこうなったかを以下に自分なりにまとめてみます。
- 学校の問題に慣れ過ぎていた
- 過去問ばかりやって、本質を理解していなかった
- ナメていた
学校の問題と本試験では
問題の問われ方が若干違いました。
これは宅建と同じですね。
過去問もほぼ覚えていましたが、
本試験では問われ方が若干違うので戸惑いました。
はいはい。
例えば、単語Aと数字Bが問題文にあったら、
過去問や学校の問題ではずっと○だったので、
○としていたら、実はそこをではなく、
違うところを聞かれていて×だったみたいな感じです。
よくあるパターンですね!
計画の科目については大変でした。
そうなんですか?
お話ししますね。
計画の試験は地獄を見た
上記の点数、計画は15点でした。
足切りが13点でしたので、まぁぎりぎりでした。
しかし試験中は、変な汗が出るほどかなりやばい状態でした。
とにかく、いままでやってきた問題とは明らかに違う。
手応えが全くない。
全然進まない。
冷汗が出てくる。
あまりにの出来なさ具合いに
途中でパニックになりました。
ここを、どう乗り越えたんですか?
はい。
では最後に受験生へのメッセージと共に
50のおっさんがこの地獄をどう乗り越えたかをご紹介します!
あさって受験される方へ50のおっさんからのアドバイス
目標点は高めに設定しておくこと!
各科目足切りぎりぎりで、合計点もぎりぎりでという設定はやめましょう!
全科目20点以上を目標にして、本試験に臨みましょう!!
とにかく冷静に!!
これは計画の試験で50のおっさんが実際にやったことです。
とにかく落ち着きましょう。
パニックのまま試験を進めるのは止めましょう!
トイレに行って顔を洗うのもアリです!!
問題文に線を引きながら、時には記号をつけてゆっくり読む
これも計画の試験で50のおっさんが実際にやりました。
こうすると見えなかったものが見えてくる場合があります。
これは宅建の問題ですが、
書き方については二級建築士も共通ですね!
結局、計画はトイレに行って顔を洗い、
深呼吸して落ち着かせ、
席に戻って文に線を引き、ゆっくり読みました。
トイレに行ったんですね!
会場で手を上げて、
試験官がトイレに付いてきた記憶があります笑
まぁ、合格すればいいんですからね。
恥などありません。
顔洗ってスッキリしました!
アリですね。
問題をゆっくり読んで、
分かる問題から解いていき、
その途中でこれは合ってるな、これは自信ないから分からないななど、
勝手に自己採点して13点以上はいったかなと安心した記憶があります。
パニックのまま進めていたら、間違いなく足切りでした。
やってきたことを信じて胸を張って試験に臨む!
猫背で試験を受けるのと、胸を張るのとでは5点は違ってきます!
もうあさってです。
ジタバタせず、自信を持って試験に臨みましょう!!
以上です!
受験生の皆さん、お役に立ちそうでしょうか?
参考になることがあれば嬉しいです。
頑張ってください!
学科をクリアし、
製図に進みましょう!!
頑張ってください!!